20170106
救急外来を受診する精神科患者さんの訴えとしては、
①「薬が切れたので処方してほしい」
②「変えてもらった薬があわないのでなんとかしてほしい」
③「今の薬では眠れないので、もっと睡眠薬を下さい」④「今の薬では不安なので、もっと安定剤を下さい」
などというものがあると思います。精神科患者さんの症状やお薬の調整は、これまでの経過、歴史を踏まえないと判断が難しいことが多いです。
そのため、精神科は他の科よりもとりわけ、主治医の判断を重視する科、といえます。つまり、③④のようなご希望があっても、基本的には、お薬の調整は主治医に相談して下さいね、とお話ししてお帰り頂くことが多くなります(もちろん例外はありますが)。
①の場合は、次回主治医を受診できるまでの最短期間までは処方するのが通常ですし、②の場合は薬や状態によっては同様に変更することもあります。
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