20161230
救急外来、というと字面からは「急いで救う」外来なわけです。緊急性の高い患者さんが多い、というイメージを持つ方もおられるかもしれません。実際には、風邪や胃腸炎、など軽症の患者さんが、数としては圧倒的に多いです。しかし!!その中にたまに「本物の重症」患者さんがおられるために注意が必要なのです。
ノロウイルスが流行って、嘔吐下痢、の患者さんが10人続く中にですよ?同じような症状だけど、実は腸が捩れて詰まっていた「イレウス」の患者さんや、「虫垂炎=(いわゆる盲腸)」などの緊急対応が必要である患者さんが、まぎれることがあるんですよ・・。
見逃して、苦い経験をされたことのある医師もたくさんおられると思います。
そして救急外来を、気分が落ち込んでいる、眠れない、などの訴えで受診される患者さんの中にも、同じように緊急対応が必要な患者さんがおられることがあります。
こちらの患者さんも同じく、見逃すと取り返しのつかないことになることがあるんです。
・・すいません、書き始めたらなんか長くなって続きそうな予感です。ひとまず今年はこれで続きはまた来年。みなさん、よいお年を!
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