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なぜ精神科医を志したのか2
A大学医学部(開業後は大学名も明かします。)を卒業後、比較的大きな都市の病院で初期ローテート研修を行いました。その病院では、医師が地元住民と触れ合うイベントが多く設けられ、健康教育が盛んに行われていました。医師と患者・住民の垣根が低い環境は魅力的でした。
研修医2年目になると、自分の専門科を選んで研修先を選ぶ必要があります。医療現場では様々な病気を合併した高齢の患者さんが多く、様々な分野にまたがって治療できる総合診療の必要性を感じました。
その一方で、専門科を持たずに診療を続けることの難しさも感じるようになりました。自信をもてる分野が1つないと自分の立場を保てないのではないか、という指導医の意見も心にひっかかりました。
もちろん、情熱と信念をもって総合診療を専門としておられる先生方は多くいらっしゃいます。しかし、自分には当時そこまでの自信はありませんでした。
