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遠方からの患者さん1
現在、自分は福井市近郊の病院にある精神科に勤めていますが、かなり遠方からでも患者さんは通院しておられます。
あわら市、坂井市、大野市、勝山市、鯖江市、越前市、と福井市をぐるっと取り巻く市外からの通院患者さんは、もはや珍しくありません。
小浜市やおおい町など、もう京都府や滋賀県の方が近いような場所からでも、月に1-2度通院しておられる患者さんがおられるのです。
自分が名古屋の市中病院で勤務していた際にも、三重県伊勢市から毎週通っている患者さんがおられました。なんと、岩手県釜石市から泊りがけで毎月通院していた患者さんすらおられました。これは東日本大震災の影響もあってのことですが。
遠くからの通院は大変だろうから、もっと近くの病院を紹介しましょうか?、と一度は提案します。しかし、全ての患者さんが、同じ医師で同じ場所に通院したい、とのお返事でした。
「そんな意地悪言わないでください、ずっと通わせてください」と涙ながらに言われる患者さんもおられ、紹介を提案したことに罪悪感を持つこともありました。
