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「わかってもらえない」病気をわかろうとすること1

なぜ精神科医を志したのかでお伝えしましたが、僕は救急外来で冷遇された(ように見えた)精神疾患患者さんに興味が沸き、精神科を志しました。

では何故その患者さんに興味がわいたのか、というと、自分の幼少期からの経験がきっかけになっていると思います。

自分は小さいころから割と落ち着きがなく、よくケガをしては大げさに騒ぐ子供でした。

痛いことは大嫌いで、予防接種の間際に逃亡して車に戻り、中から鍵をかけて籠城したこともあったようです。あまり覚えてはいませんが。

大人にしてみれば「男の子なのに弱虫な」「おおげさな」という反応が一般的でしょう。

しかし、本人にしてみれば本気で自分の命の危険を感じるくらいの勢いの恐怖を感じていたのかもしれません。心の中のことは、「とても適切な」先生・家族・医師であってもなかなか理解されないものなのだと思います。