20161018
前回のブログの日付をみてびっくり!月日が経つのがあっというまですね。3日くらいしかたっていなかったと思ってました。
前回のデイケア学会報告1で、
患者さんのためにも地域のためにもなり、医療費の抑制にも貢献するデイケアができれば一番いいのですが難しい問題です。
と結びましたが、このことに対する答えと思われる発表を、翌日の学会で聞くことができました。
キーワードは「リカバリー」と「ピアサポート」です。
リカバリー、の定義は人それぞれの部分もあるようですが、自分の人生を自分で生きたいように生きることができる、という理解をしました。そうすると、働くこと、というのが重要な位置を占めてきます。
千葉県にあるひだクリニックさんが運営している、デイ・ナイトケア るえか では、通所患者さんに「負荷」と「責任」を与えて、社会、地域で当たり前に生活できることを重視しているようです。患者さんとして、周囲がプログラムをお膳立てするのではなく、一人の大人の人間として、扱う。
医療者にとっても患者にとっても、とても勇気がいることだと思います。ただその分、高い社会に出るためには高い効果があるようでした。シンポジウムでは、統合失調症に罹患して現在も通院している患者さん本人が、ピアサポーターとして働いていることを発表していました。この方は、作業所のサービス管理者を勤めて大忙しで働いているとのことでした
サービス管理者って、そう簡単になれるもんでもないですよ?芯学塾塾長のHも、サービス管理者の資格とろうかなーといってましたが、あと3年ほどかかるようですし。
患者さんが、希望をもって働くことができるようなお手伝いができる、そんなデイケアの実例があり勇気づけられました。また時間を作って見学に行かせていただければと思っています。
【Next】ノートパソコンが寿命を全うされました
【Prev】デイケア学会報告1
【Next】開業コンサルタントにご用心?1
【Prev】デイケア学会報告1
【List】「院長>開業準備」の記事一覧
【Check】別のカテゴリの記事
【Check】すべての記事
〒910-0067
福井市新田塚2丁目32番16号
日曜・祝日
土曜(月1回不定休)
08:50~12:20
13:50~17:20
15:50~19:20(金)
初診は電話受付が必要
受付終了12:15、17:15、19:15