20160715
精神分析的精神療法、というのは聞き慣れない方の方が多いと思います。実は精神分析は精神科の中でもマイナーな分野で、精神科医ですらよく知らない人の方が多いかもしれません。
ただし、マイナーではあっても決して廃れることのない必須分野だと私は思っています。実際、精神科専門医になるための実習項目にも、経験することが望ましい、旨の一文が入っています。とても特殊な治療なので、経験できる医師は限られてしまうのが現状ですが。
精神分析的精神療法は、週に1回、1回45-50分、対面してお話し、患者さんの無意識に抑圧されている気持ちや体験を意識化することによって、症状や苦痛を楽にする、という治療法です。
詳しくは別に書きたいと思いますが、私はA大学でこの治療と出会って以来、多忙な内科後期研修中にも、なんとか継続することができました。
一見、コストパフォーマンスを考えると一般の精神科クリニックでの継続することは容易ではないです。しかし、患者さんの心を診る力と姿勢を維持し発展させるには必要だと思っています。一般診療にも生かすことができると考え、細くとも長く、可能な限り続けたいと思っています。
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