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「わかってもらえない」病気をわかろうとすること5

治療のためには、患者さんとの距離、治療の「枠」を意識して治療する必要がある部分と、患者の感情に共感し流される部分のバランスが大事です。

患者さんと全く同じ気持ちになって泣いたり怒ったりしたのでは治療になりません。でも医師だけ高みに上って患者さんの様子を客観的に見ているだけでも治療になりません。

患者さんのこころだけでなく、医師が患者さんに抱く気持ち(逆転移ともいいます)も意識しながら治療をすすめていく、というのは精神分析的精神療法で行われる治療技法の1つです。

また、こころにも意識と無意識があり、自分でも自分のことを「わかってもらえない」ということはあり得ると思います。

わかりにくい「こころ」を精神分析的精神療法の経験を生かして理解し、治療に役立てていきたいと思っています。

自分がクリニックの院長となって診療した後、どんな医者だと評価されるのか。それは今はまだグーグル先生も知りません。