ブログ
「わかってもらえない」病気をわかろうとすること2
精神疾患・心療内科疾患のように目に見えない病気の場合、病気の症状は本人にしかわかりません。
最近は医学の進歩で、様々な脳機能画像が発達してきました。部分的な脳血流の低下など、高度な医療技術で客観的にわかるものもあります。しかし、一般の患者さんにはまだまだ縁遠いものです。
交通事故で全身骨折し包帯グルグル巻きになって寝ている人に「立ち上がって歩け」と言う人はいないでしょう。
しかし、うつ病になり、死にたい気持ちで横になっている人に、そうとは知らず「立ち上がって歩け」と言ってしまう人は、いないとは言い切れないのではないでしょうか。
精神疾患は風邪のように短期間でよくなることの方が少なく、治療に時間がかかります。そのため、生活、家族、周囲の人や社会にも大きな影響が及びます。
精神疾患をもつ患者さんの理解されないつらさ、というのは長い時間、様々な人との間で起こりやすくなるのです。
自分が幼少期(割と今もですが)痛みに弱かった、程度のことは患者さんの苦悩を思えば遥かに小さなものです。が、似た経験と言えなくもありません。
まずは自分が患者さんのつらさを理解して、周囲の人にも理解いただけるように、少しでも生きやすくなるよういお手伝いしたいと思ったのでした。
