20170623
6月の22日、23日と、名古屋で開催されていた日本精神神経学会に出席していました。
2016年の3月までは名古屋に住んでいたのですが、気が付けばもう1年3か月。早いものです。
日進月歩の医学の進歩に振り落とされないためにも、きちんと勉強を続けたいと思います。
今回の学会で印象に残ったのは、rTMS(Repetitivetranscranialmagneticstimulation):反復経頭蓋磁気刺激法という、磁力を発生する機械を使った、うつ病治療についてのセッションでした。
磁石をコイルに近づけたり遠ざけたりすると電流が流れる、という、中学校でやったあの実験のやつを応用した治療です。テスト中にみんな右手の親指を立てて動かすシュールな風景を思い出します。
電磁石を使って脳神経に電流を流して、うつ病などの治療を改善させる、という治療法があるのです。
日本では保険治療として承認されていませんが、2008年にはアメリカで、2011年にはEUで認可されました。
次回に続きます。
【Next】うつ病のrTMS治療について
【Prev】強度行動障害の講演を依頼されました
【Next】強度行動障害の講演をしてきました
【Prev】強度行動障害の講演を依頼されました
【List】「院長>雑談」の記事一覧
【Check】別のカテゴリの記事
【Check】すべての記事
〒910-0067
福井市新田塚2丁目32番16号
日曜・祝日
土曜(月1回不定休)
08:50~12:20
13:50~17:20
15:50~19:20(金)
初診は電話受付が必要
受付終了12:15、17:15、19:15